RipeNearMe〜ご近所と農産物を物々交換できるウェブアプリ

トレーサビリティという言葉がありますね。食の安心安全がますます注目される中、「物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態をいう。日本語では追跡可能性（ついせきかのうせい）とも言われる（Wikipedia）」。昔のことを言うのは年寄りの良くないクセですが、食べ物は、ずいぶん近くで採れていたものです。野菜や果物、鶏の卵、みんな身近なものでした。時は流れ、交通網、物流網が整備され、グローバル化が進む今、私たちの食べ物は、どこの誰か知らない国の人が創っているのが当たり前になっています。だからトレーサビリティがキーワードになっているわけです。
そんな時代背景を受けて登場間近なのが農産物の物々交換をサポートするウェブサービス「RipeNearMe」。

農産物をつくっている人が作物を写真付きで投稿すればマップとともに表示される。それを見て欲しいと思ったら、連絡をとる。価格も自由に当事者同士で設定できるそうです。無料のお裾分けも、物々交換もあり。「予告」という行為もでいるそうです。ということは当然、近くに住む人同士の確率が高まるので、これはまさに、昔ながらのやりとりですね。

流通システムに乗せるほど大規模生産していない農家や、趣味で畑を耕している人にとっては格好の場です。商売したい訳ではない人も多いはず。いわゆる趣味自慢も兼ねるんですよね。

これ、いいですね。この極小エリアを無数につないでいけば皆がご近所様ですね。