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Coffee Meets Bagel〜独自性のあるデートサービス

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偉そうに言う訳ではないですが、デート系のアプリ、サービスを
使ったことがありませんので、今回紹介するCoffee Meets Bagelのことも一切知りませんでした。
どうしても結局あっち系のサービスという、印象が拭えないからです。

でも、Techcrunchの記事によると、Coffee Meets Bagelは類似サービスに比べて
かなり独特だそうです。
標準機能ともいえるメッセージングを、より使いやすく提供するとともに、
他社にない、わりと厳しいマッチング方式を採用しているとか。
それは、お相手候補は、「量よりは質」を重視し、Facebookの友だちの友だちから
候補を選ぶというもの。
また、候補者を複数紹介するのではなくて、一日に一人しか紹介しません。
その人を”like”(好き)や”ignore”(無視)するそうです。
で、今までは双方がlikeになったらプライベートな電話回線(Twilioを利用)が
提供されていたそうですが、2014年5月23日の過去最大のアップデートで、
アプリケーション内に独自のIMシステムを実装したとか。
それは、互いにlikeした同士が別のアプリケーションに切り替えることなく
その場ですぐに、自然に、チャットを始められるようにするためだそうです。
余計な手間でアプリから離脱する人が多かったんでしょう。

アプリケーション内にメッセージングを実装したことによって
この部分をもっと細かくコントロールできるようになり、
またユーザの言動から有形無形のフィードバックを多く得られるようになったそうです。
お互いlikeの後7日間、お互いにSMSでき、両者がデートすることに決めたら、
CMBは地域のレストランやカフェのディスカウントを提供するというものです。
7日間限定というのも「切ない煽り」効果ありそう。

最初の24時間以内にテキストを交換する人たちは本当の電話番号を交換する確率が高くて、
そうでない人たちに比べてチャットの量も2.6倍多いそうです。

でも、ファウンダによると、スティグマ(後ろめたさ、引け目根性、劣等意識、罪の意識)が
依然として最大の課題だそうで「ユーザを観察していると、とても多くの人がためらいを感じている。
自分が女(男)を探している人間だ、とまわりから思われたくないし、自分でもそう思いたくない。
デートアプリケーションが、人が人に出会うためのいろんなチャネルの一つにすぎない、
と理解してもらうことが、いまだに、とても難しい」

冒頭で私が書いたような印象を海外の方々でもお持ちになっているということなんですね。