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起業への覚悟と準備ができていない人の5つの特徴〜ZDnetより

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ZDnetで表題の記事が掲載されていましたので、概略を転載します。詳しくは、本文をご確認ください。

1:サポーターやサポートシステムがない
・あなたの決断をサポートしてくれるサポートネットワーク(家族や友人、配偶者、同僚)、特に配偶者からのサポートが得られない場合、仕事上の意思決定に個人的な理由を持ち込んで失敗することになりかねない。周囲の人々から支援を得ることも期待できない。
・プロフェッショナルかつ個人的な相談相手とともに、この種のコミュニティーを成長させるためのコミュニティーも必要となる。そういったものがなければ、すぐに燃え尽きてしまう。

2:給与に依存している
・6カ月間給与無しで過ごす覚悟はあるか?覚悟すべき期間は6カ月より長いと考えている創業者もいる。
・特に従業員を抱えている場合、あなたのお金は自らのものになる前に従業員のものになる。シードやエンジェルとなる投資家が創業間もない会社に投資している場合、彼らはおそらくあなた自身が給与を手にすることに嫌悪感を示すはず。
・起業しようという人は、自らの給与に関する心配のみを拭い去れればよいというわけではないという。誰かが健康保険に加入できるかどうか心配だと言ってきた場合、その人は起業家ではないと明確に判断できる。会社を興そうという場合には、こういった心配は首をもたげてこないものなのだ。

3:新たな役割を学ぶ気がない
・あまりにも多くの起業家が、自らの持つスキルセットを利用できるという前提を置いて会社を興そうとする。開発者や営業のスキルだけで会社を興せると考えているのであれば、すぐに厳しい現実に直面するはずだ。

・起業家になる覚悟ができていないもう1つのサインは、自らの機能的専門分野にとどまり、自らの知らないことを任せられる人材を雇用しようと考えているかどうかだ。つまり起業家は、多くのことがらを単に一般的なレベルにとどまらずに実行していくという必要がある。どのことがらも極めて上手にこなさなければならない

・創業者は、自らが行うことと、そのやり方を知っていなければならない。新興企業は得てして人材を雇用したり、誰かを特定の作業に従事させられるという保証のないような不安定な環境を伴う。このため、必要に応じて自らがその役割を全うし、作業を完遂させるという心づもりをしておかなければならない。

4:起業家神話を信じている
・起業における最大の神話は、自らのために働くというものであるという。現実は、企業家は投資家のために働き、利害関係者のために働き、従業員のために働くのだ。自分自身のためではない。実際のところ、より多くのしがらみと、より多くの責任がついて回る

・あなたはすべてに対して責任を持ち、自らの給与は後回しにし、休みは最後に取ることになる。自らの行動一つ一つについて他者に答えていくことになる。覚えておく必要があるのは、起業家になるというのは大きな特権だが、大きな責任もついてくる

5:ビジネスセンスに欠けている
・起業する際に明確な計画を用意するとともに、将来必ず発生するであろうまずい事態に備えた準備ができているだろうか?どのように顧客を獲得し、どのように利益を出すのか(例えばビジネスモデルはどういったものか)?そして、実証できるようになるまでにどれだけの資金が必要となるのだろうか?これらさまざまな疑問に対する答えを持ち合わせていないのであれば、起業という決断を下す前にやるべきことがもっとあるはずだ。

・ビジネスという側面を学ぶためにできることは何でも実践してほしい。また、書籍に当たったり、同時代の人たちが自らの製品をどのように市場にもたらしたのかについても調査してほしい。さらに財務の専門家に相談してどういった資金が必要となるのかを把握し、その利用方法についても計画を練ってほしい。

・創業者としての準備をする方法、そしてその現実的なものの見方を身に付ける方法として最善なのは、(ボランティアとして、あるいは横につくなどして)起業家とともに仕事をすることだ。

いや〜、その通りというと失礼ですが、勘違いな人が多いというのは、私の実感としてもありますねぇ。

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