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猫は、作家を虜にする?!
猫は不思議と作家にまつわる話が多いですね。もちろん大の犬好きの作家さんもおられるでしょうが、夏目漱石や谷崎潤一郎、開高健など、枚挙にいとまがありません。
猫はマイペースで、いるようないないような、存在です。
ふっと、その気にさせたかと思うと、プイッと、知らん顔したり、不思議で強烈な存在です。
ご本人たちがお認めになるかどうかは別として、猫好きというか、猫に魅せられた、虜になってしまった、というのが、真実ではないでしょうか。
そんなことも想いながら、泣き笑いで読んで頂ける、作家と猫にまつわる本をご紹介します。
【作家の猫】
漱石の「吾輩」から、南方熊楠、谷崎潤一郎、藤田嗣治、大仏次郎、稲垣足穂、幸田文、池波正太郎、田村隆一、三島由紀夫、開高健、中島らもの「とらちゃん」まで、猫を愛した作家と作家に愛され、描かれた猫たちのアルバム。
【作家の猫2】
猫好きの作家と作家に愛された猫の物語、第2弾。赤塚不二夫、立松和平、池部良、田中小実昌、萩原葉子、城夏子、宮迫千鶴、武満徹、久世光彦、川本恵子、鴨居羊子、加藤楸邨、中村汀女、佐野洋子ほか。
【総特集 作家と猫】
作家に愛される猫たちの魅力に迫る。村松友視、東野圭吾、阿久悠などがそれぞれの猫への思いを語るほか、愛猫自慢、名作の中の猫、「猫本」ベスト・セレクション等を写真満載で紹介。『文芸』別冊。