1Roll for Business 〜 スマホアプリだけで動画制作〜広告配信まで、24時間以内に動画を最適な広告形式へ自動変換
私が若い頃、ものすごくお世話になった映像制作会社の老舗「ピラミッド・フィルム」の子会社、株式会社フレイ・スリーが、6月2日、スマートフォン向け動画作成アプリ「1Roll for Business」で作成した動画を、アドネットワークやDSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)などを通じて広告として配信できるサービスの提供を開始しました。
また、動画広告を中心としたリッチメディア広告の第三者配信事業者である株式会社ゴールドスポットメディア(東京都渋谷区)と協力体制を整え、「1Roll for Business」で作成した動画の活用先を順次拡大していく予定だそうです。
「1Roll for Business」は、テンプレートの選択・撮影・公開と、わずか3ステップでプロフェッショナルな動画作成が可能になるサービス。テンプレートを利用することで、複数公開する動画の制作コストを低減させ、店舗や施設の紹介、製品紹介、採用活動における社員の声や紹介など、高品質な動画を低コストで公開することができます。
また、独自の自動編集技術により、撮影したシーンをつなげた単純な動画ではなく、ナレーションや構成に合わせた映像エフェクトとプロフェッショナルな楽曲が自動的に適用され、作成した動画はカメラロールへの保存およびオンラインメディアFacebook、YouTubeへの公開やゴールドスポットメディア社の提供するアドネットワークを介したオンラインメディアへの配信が可能です。
さらに、広告配信を行った後も、1秒単位で離脱率を分析することができ、この分析結果を基に離脱率の多いカットを撮影し直して再度アップロードするだけで、広告クリエイティブを差し替えられます。これにより、いままで効果測定が難しかった動画広告のPDCAサイクルを回しやすくすることができるそうです。なんとまぁ、クリエイティブも変わったというか、一発勝負の完パケとは呼べなくなりましたね。
しかし、一度納品した映像のメンテナンスが果てしなくないですかね。