Office Regulations 就業規則って、深い①
就業規則には「職場の労働条件と職務上守るべきルールが掲載・明示」してある
=職場の秩序の確立+労働条件がはっきりし、安心して働ける
=それによって組織的、効率的な企業活動が実現できる
【記載される事項の種類】
●必ず記載すべし!なければ違法【絶対的必要記載事項】
・始業時刻/終業時刻/休憩時間/休日/休暇/
・労働者を2組以上に分けて交替に就業させる場合においては就業時転換に関する事項/賃金の決定、計算方法/賃金の支払の方法賃金の締切り及び支払の時期/昇給に関する事項/退職に関する事項、解雇事由
●制度を設けるなら、記載がマスト【相対的必要記載事項】
・退職金制度を設ける=退職金の事項
・賞与や最低賃金額の定めをする場合は、これに関する事項
・安全及び衛生に関する定めをする場合においては、これに関する事項
・職業訓練に関する定めをする場合においては、これに関する事項
・災害補償や業務外の傷病扶助に関する定めをする場合においては、これに関する事項
・表彰及び制裁の定めをする場合においては、その種類及び程度に関する事項
・その他、事業場の全従業員に適用される定めをする場合においては、これに関する事項
●記載は自由だが、記載されていると安心【任意的記載事項】
・「服務規律」に関する規定
勤務時間中の業務への専念や、セクハラ・パワハラに該当する行為の禁止、機密の保持、タイムカードの打刻ルールなど職場内でのルールを定める規定。
・「休職」に関する規定
病気などの理由で一定期間仕事を休む場合の手続や、復職する場合の手続き、復職できない場合の扱い等を定める規定。
・「採用」に関する規定
従業員採用の手続や採用後の提出書類等を定める規定。
「異動」に関する規定 など