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53・paperで見る、世界観、リアルとアプリと。

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paperというアプリをご存知の方も多いでしょう。

Paper / Learn the Basics from FiftyThree on Vimeo.

最近、久しぶりにその開発・サービス提供元の<53>サイトを見ました。

鉛筆(スタイラスペン)を売っていました。

Pencil / Think With Your Hands from FiftyThree on Vimeo.

また、MOLESKINEとタイアップして作成したデータを「リアル本」にするサービスもやっていました。

そもそもiPadで、まるでリアルな蛇腹のノートを広げるように、絵を描いたり、アイデアをスケッチしたり、家族でお絵描きしたりと、いうサービスで、iPadの定番中の定番アプリとして定評を得たpaper。そのデータを実際の冊子にしてくれるって、何かいいじゃないですか。

世界観を上手に使った、心地よい展開だと個人的には感じました。
(evernoteもグッズを売ってますね。そういえば。)

ニッチなニーズを掘り起こしたり、アイデア一発勝負で終わったりと、これほどまでに無数のアプリやサービスが排出してくると、開発元が望むと望まざるとに関わらず、「一過性のサービス」、「瞬間に盛り上がり、すぐに忘れ去られるサービス」が、あっても仕方ない。

それだけに、認知を得て、一定の評価を受けたアプリ・サービスが、息長く利用されるためには、この53のように、形成されたブランドやサービスのイメージ資産を上手に使いながら、単に広げるのではなく、体験価値を深めるような派生を考える。
企業やサービス活動の、ひとつの模範例のように思うのは、ちょっと褒め過ぎでしょうか。

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